こんにちは!ちこmamaです。
実際のママ友からあった質問の紹介です。
ママ友
もうすぐ近くの銀行が合併するらしいんだけど、その場合ペイオフってどうなるのかしら?
おそらく一定期間はどちらの銀行でも1,000万円の預金と利子までは保護されるはずなんだけど…
ちこmama
ということで、詳しく調べてみました。
ペイオフとは
預金保険制度によって、 万が一金融機関が破綻した場合に、 預金者1人当たり、1金融機関ごとに合算され、元本1,000万円までと破綻日までの利息等が保護されるというものです。
MEMO
当座預金や利息の付かない普通預金等(決済用預金)は、全額保護されます。ペイオフで保護される対象
一般的には利息のつく普通預金、定期預金等が対象です。
注意
預金という名前がついてますが『外貨預金』は対象に含まれません。合併時の特例措置
金融庁HPに以下の文面が載っていました。
今回のような2行合併のみの場合は、一年間に限って特例措置が適用され、それぞれの銀行の元本1,000万円とその利息が保護されるという考え方でいいようです。
金融庁ホームページ
- 金融機関が合併又は事業の全部を譲り受ける場合には、その後1年間に限り、預金保険によって保護される預金限度額は、全額保護される預金を除き、預金者1人当たり元本1,000万円に合併等に関わった金融機関の数を乗じた金額とその利息等とする特例があります。
- お尋ねのような2行合併の場合は、元本2,000万円までとその利息等が合併後1年間保護されます。なお、1年以内に複数回の合併を行っている場合は、その最後の合併等に関わった金融機関の数で計算します。
まとめ
銀行が破綻するということを、なかなか想像できません。しかし、過去バブル崩壊後には、有名なもので1997年(平成9年)11月に北海道拓殖銀行、2003年(平成15年)10月の足利銀行と経営破綻しています。また、2010年(平成22年)9月10日に日本振興銀行が経営破綻した際に、ペイオフは発動されています。
今現在、日本の金融システムは非常に安定していると言われていますが、いつ何が起こるかわからない世の中です。 少しでも不安がある方は、ペイオフ対策として銀行を分散させることも、一つの選択肢ではないでしょうか。